コリアカップに日本馬24頭が予備登録 ■ 国際G2へ昇格!1着賞金約8000万円「コリアカップ」の舞台となる韓国競馬とは?

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コリアカップに日本馬24頭が予備登録

■ 国際G2へ昇格!1着賞金約8000万円「コリアカップ」の舞台となる韓国競馬とは?

韓国馬事会(KRA)は7月26日、9月6日にソウル競馬場で行われるコリアカップの予備登録馬を発表しました。

日本からは昨年の優勝馬 #ディクテオン、3着馬 #ラムジェット をはじめ、#オメガギネス、#ドゥラエレーデ、#サントノーレ など24頭が登録しています。

コリアカップはダート1800メートルで行われる国際競走です。

総賞金は16億ウォン、1着賞金は8億ウォン。日本円では総賞金約1億6000万円、優勝賞金は約8000万円になります。

さらに2026年からは国際格付けがG2へ昇格しました。

日本では毎年「日本馬が韓国へ遠征するレース」として話題になりますが、韓国競馬そのものについて詳しく知る機会は意外と多くありません。

今回はコリアカップを入口に、韓国競馬の仕組みを紹介します。

■ 韓国競馬を運営するのは韓国馬事会(KRA)

韓国競馬を統括しているのは韓国馬事会(Korea Racing Authority:KRA)です。

競馬開催だけでなく、競馬場の運営、競走馬の登録、騎手や調教師の管理、馬券発売、生産振興まで一括して担っています。

日本ではJRAと地方競馬が別々に運営されていますが、韓国ではKRAが国内競馬全体を管理しています。

実は、日本のように中央競馬と地方競馬が分かれている仕組みの方が、世界的には珍しい存在です。

■ 韓国の競馬場は3か所

KRAが運営する競馬場は次の3か所です。

・ソウル競馬場
・釜山・慶南競馬場
・済州競馬場

このうちサラブレッド競馬の中心となるのは、ソウル競馬場と釜山・慶南競馬場です。

一方、済州競馬場では韓国の在来馬である済州馬を中心とした独自の競馬が行われています。
【ソウル競馬場】
コリアカップの舞台となる韓国最大の競馬場です。

正式名称は「レッツランパーク・ソウル」で、所在地はソウル市内ではなく京畿道果川市にあります。

コリアカップやコリアスプリント、コリアンダービー、グランプリなど数多くの主要競走が行われています。

コースは左回りのダート1600メートル。日本より砂が深く、時計がかかりやすいことでも知られています。

【釜山・慶南競馬場】

韓国南部にある競馬場です。

普段はソウル所属馬とは別々に開催されますが、重賞では両地区の有力馬が顔を合わせます。

【済州競馬場】

済州島にある競馬場で、済州馬による独自の競走体系が組まれています。

■ 一般競走はClass6からClass1まで

韓国競馬では一般競走の馬が6段階に分類されています。

Class6 → Class5 → Class4 → Class3 → Class2 → Class1

デビューした馬はClass6からスタートし、成績に応じて上位クラスへ昇級します。

日本の未勝利戦からオープンクラスまで勝ち上がるイメージに近い制度ですが、韓国では勝利数だけでなくレーティングも番組編成に反映されています。

■ 韓国にもG1・G2・G3がある

韓国にもグレード制度があり、

・G1
・G2
・G3
・リステッド

に分類されています。

ただし、国内格付けと国際格付けは一致しません。

例えばコリアカップは韓国内ではG1ですが、国際格付けでは2026年からG2となっています。

国内では最高峰のG1でありながら、国際的にはG2として評価されているレースです。

■ 2026年の国内G1は6競走

2026年の国内G1は次の6競走です。
・コリアンダービー
・オーナーズカップ
・コリアスプリント
・コリアカップ
・大統領杯
・グランプリ
韓国競馬ではG1の数を絞り、それぞれに明確な役割を持たせています。
また、韓国三冠は

・KRAカップマイル
・コリアンダービー
・農林畜産食品部長官杯

の3競走で構成され、すべてダートで行われます。

韓国には芝コースがないため、クラシック路線もすべてダートです。

■ コリアカップの賞金が高い理由

コリアカップの総賞金は16億ウォン、1着賞金は8億ウォンです。

これは韓国内でも最高水準の賞金額です。

最大の理由は、海外の有力馬を招待する国際競走だからです。

高額賞金によって海外馬の参戦を促し、レースレベルを高めた結果、コリアカップは国際G3からG2へ昇格しました。

■ 馬券制度は日本とよく似ている 韓国で発売されている基本券種は ・単勝 ・複勝 ・馬連 ・馬単 ・ワイド ・3連複 ・3連単 の7種類です。 馬券は日本と同じパリミュチュエル方式を採用しています。

売上から控除分を差し引き、残った金額を的中者へ分配する仕組みです。

■ スマートフォンでも馬券を購入できる

韓国では競馬場や場外発売所のほか、スマートフォンからも馬券を購入できます。
KRAの公式オンライン投票サービスは「DerbyOn」と呼ばれています。
利用には本人確認や登録が必要ですが、韓国でも競馬場へ行かずに馬券を購入できる環境が整えられています。

発売されている基本的な券種は、単勝、複勝、馬連、馬単、ワイド、3連複、3連単の7種類です。

最低購入額は100ウォン、日本円で約10円前後。

一方、1回の購入上限は10万ウォン、日本円で約1万円前後に設定されています。

主要な券種は日本とほぼ同じですが、最低購入額が小さく、購入上限が設けられている点が特徴です。

■ 韓国競馬の頂点にあるコリアカップ

韓国競馬にはClass6からClass1までの一般競走があり、三冠路線や牝馬路線、短距離路線、韓国産馬限定路線など、一年を通して体系的な番組が組まれています。

その頂点に位置する国際競走が、#コリアカップ と #コリアスプリント です。

コリアカップではこれまで日本調教馬が数多く優勝しています。

2016年 クリソライト
2017年 ロンドンタウン
2018年 ロンドンタウン
2023年 クラウンプライド
2024年 クラウンプライド
2025年 ディクテオン

2026年は国際G2へ昇格して初めて迎える開催となります。

今年も日本から多数の有力馬が予備登録しました。

#コリアカップ は単に「日本馬が韓国へ遠征するレース」ではありません。
その背景には、3つの競馬場、独自のクラス制度、ダートを中心とした競走体系、そして世界へ向けて発展を続ける韓国競馬があります。
日本ではコリアカップの時期だけ注目されることが多い韓国競馬ですが、その背景を知ることで、このレースの見え方も少し変わってくるのではないでしょうか。

2026.7.27 うまラボ編集部

元記事:Xで公開した記事

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