OGB競馬NEWS EVENING|10月27日

ブリーダーズカップ・クラシックの枠順が決まり、連覇を目指すフォーエバーヤングは5番ゲート、テーオーパスワードは最内の1番ゲートに入りました。国内では、凱旋門賞遠征を終えたメイショウタバルのジャパンカップ挑戦計画や、2歳ダート1400メートルの中央競馬レコードを更新したスカイメテオの次走が明らかになっています。

海外では、レントゲン検査をきっかけに売却を断念した馬が重賞を制したニュージーランドの話題、英国の馬の保護施設に暮らす「ダース・ベイダー」、南アフリカで20の慈善団体を支援する特別競走など、世界各地のニュースをお届けします。

■ 国内競馬NEWS

1.【BCクラシック】フォーエバーヤングは5番ゲート! テーオーパスワードは最内枠から挑戦

米国キーンランド競馬場で現地10月26日、日本時間27日朝、ブリーダーズカップ諸競走の枠順抽選が行われた。

10月31日のブリーダーズカップ・クラシック(GⅠ、ダート2000メートル)に出走するフォーエバーヤングは5番ゲート、テーオーパスワードは最内の1番ゲートに決まった。

クラシック連覇を目指すフォーエバーヤングにとって、5番ゲートは昨年優勝した際と同じ番号。矢作芳人厩舎の荒木助手も、今回の抽選結果を歓迎している。

一方、テーオーパスワードを管理する高柳大輔調教師は、馬群にもまれることを懸念していた中での最内枠に、作戦を組み直す考えを示した。

今年のクラシックは8頭立て。

フォーエバーヤングが連覇を達成できるのか。そして、もう一頭の日本馬テーオーパスワードがどのような競馬を見せるのか。

日本馬2頭が、世界最高峰のダート競走に挑む。

2.メイショウタバルがジャパンカップ挑戦を視野! 凱旋門賞から帰国、年末は有馬記念も候補に

今年の宝塚記念を制したメイショウタバルが、11月29日のジャパンカップ(GⅠ、東京芝2400メートル)を視野に調整を進めていることが分かった。

10月27日、管理する石橋守調教師が今後の見通しを明らかにした。

メイショウタバルは凱旋門賞で14着に敗れた後、日本へ帰国。現在は滋賀県のキャニオンファーム土山で調整を続けており、11月4日ごろに栗東トレーニングセンターへ戻る予定となっている。

石橋師によると、海外遠征による大きなダメージは見られず、牧場でも乗り込みを続けているという。

ジャパンカップへの挑戦は馬主の希望も踏まえたものだが、出走が正式に決まったわけではなく、帰厩後の状態を確認しながら判断する方針。

さらに、状態次第では12月の有馬記念も視野に入れている。

武豊騎手とのコンビで宝塚記念を制した実力馬が、今度は東京芝2400メートルの大舞台に挑むことになるのか。

帰国後の状態と今後のローテーションが注目される。

3.中央競馬レコード更新のスカイメテオ、次走は園田! 兵庫ジュニアグランプリへ

10月24日の京都競馬場で、2歳ダート1400メートルの中央競馬レコードを更新したスカイメテオの次走が決まった。

10月27日の報道によると、11月26日に園田競馬場で行われる兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅡ、ダート1400メートル)へ向かう。

スカイメテオは小椋研介厩舎に所属する2歳牡馬。

前走のなでしこ賞では、菱田裕二騎手とのコンビで1分22秒9を記録した。

従来の2歳ダート1400メートルの中央競馬レコードは、2016年にアディラートが記録した1分23秒0。

約10年間破られなかった記録を0秒1更新したことになる。

次の舞台となる園田競馬場は、中央競馬とは異なる小回りコース。

兵庫ジュニアグランプリは中央と地方の2歳馬が対戦する交流重賞で、将来のダート重賞戦線を占う重要な一戦でもある。

レコードホルダーとなった若駒が、今度は地方の舞台で重賞初制覇を狙う。

4.【天皇賞・秋】最終追い切りを前に各馬が調整! マスカレードボールは坂路66秒3

11月1日の天皇賞・秋(GⅠ、東京芝2000メートル)へ向け、10月27日は各馬が最終追い切り前の調整を行った。

マスカレードボールは美浦坂路を軽いキャンターで上がり、4ハロン66秒3を記録。

管理する手塚貴久調教師は、中間のゲート練習で反抗する様子が見られなくなったことを説明し、休み明けの臨戦過程にも不安はないとの見方を示した。

同じ手塚厩舎のリアライズシリウスは、美浦坂路で4ハロン67秒4。

手塚師は、一度レースを使ったことによる上積みを見込んでいる。

レガレイラも坂路で調整し、28日の最終追い切りに備えた。

一方、栗東ではクロワデュノールが坂路をゆったりと登坂。

斉藤崇史調教師は、追い切りを重ねるごとに動きが良くなっていると説明している。

秋の中距離王決定戦まで、いよいよ残り5日。

各馬が28日の最終追い切りでどのような動きを見せるのか、注目が集まる。

5.栗東所属の小沢大仁騎手が美浦で武者修行開始! 1か月間、関東の厩舎で調教騎乗

栗東所属の小沢大仁騎手が10月27日、美浦トレーニングセンターでの調教騎乗を開始した。

滞在期間は約1か月の予定。

競馬学校時代以来、約6年ぶりに美浦を訪れたという。

初日となった27日は、さっそく3頭の調教に騎乗した。

小沢騎手は現在23歳で、デビュー6年目。

普段は栗東を拠点に活動しているが、夏の北海道開催やローカル競馬にも積極的に参戦している。

今回の美浦滞在については、以前から関東で活動してみたいという思いがあり、関東の厩舎とも新しいつながりを作りたいと説明した。

11月7日から23日までの福島開催には、全日程で参戦する予定。

単にレースで騎乗するだけでなく、普段の調教から競走馬に関わることで、今後の騎手生活に生かしたい考えだ。

東西のトレーニングセンターを行き来しながら経験を積む、若手騎手の新たな挑戦が始まった。

6.武豊騎手とルメール騎手が今度は公家姿でダンス!? ウマ娘の新CMが話題に

10月26日、ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」の公式YouTubeチャンネルで、武豊騎手とクリストフ・ルメール騎手が出演する新CMが公開された。

今回のCMは、新育成シナリオ「朋、史解き-午式駿大祭-」を紹介するもの。

二人は公家風の袴と烏帽子を身にまとい、暗闇の中で真剣な表情の演技を披露する。

さらに、華やかなダンスシーンまで用意されているという。

これまでにも無人島やラーメンをテーマにしたCMに出演してきた二人。

今回もトップジョッキーとは思えない意外な姿を見せている。

しかも、公開前日の菊花賞では武豊騎手が優勝し、ルメール騎手が3着。

競馬場で勝利を争った二人が、今度はそろって公家姿で踊っているという、何とも不思議な組み合わせだ。

毎回予想外の演出を見せる二人。

競馬ファン以外にもトップジョッキーの存在を知ってもらう、ユニークな映像企画となった。

7.BCターフスプリントの国内馬券発売が中止! 日本馬不在で発売対象から外れる

JRAが10月27日、ブリーダーズカップ・ターフスプリントの国内馬券発売を行わないことが明らかになった。

理由は、同競走に出走する日本馬がいなくなったため。

今年のブリーダーズカップでは、JRAが過去最多となる6競走の馬券発売を予定していた。

しかし、ターフスプリントについては日本馬の出走がなくなり、発売対象から外れることになった。

海外競馬の馬券発売は、国内の競馬ファンにとって身近なものになっている。

一方、すべての海外GⅠが発売対象になるわけではなく、JRAが指定した競走に限られる。

今回の変更は、海外競走に出走する日本馬の動向が、国内の馬券発売にも直接影響することを示す事例となった。

■ WORLD NEWS

1.【ニュージーランド】レントゲン検査で売却を断念した馬が重賞制覇! 生産者に訪れた思いがけない幸運

ニュージーランドで、競走馬の売却を断念したことが思わぬ幸運につながったという物語が話題になっている。

主役は3歳牡馬コニストン。

10月27日、現地の競馬メディアが生産者グレアム・バックス氏の話を紹介した。

コニストンは当初、1歳馬のセリ市場で売却される予定だった。

父は欧州の名種牡馬ウートンバセット。

母系もバックス氏が約40年間大切に育ててきた血統で、生産者自身も期待していた一頭だった。

ところが、売却前のレントゲン検査で好ましくない所見が見つかった。

そのため、セリへの上場計画を断念。

バックス氏は友人たちと共同で馬を所有し、自分たちで競走馬として走らせることにした。

すると、これが思わぬ展開につながった。

コニストンは10月26日のテラパ競馬場で行われたGⅡジェームズ&アニー・サーテンメモリアルを優勝。

11月のニュージーランド2000ギニーでは、有力候補の一頭に浮上したのだ。

バックス氏は、将来的には自分の生産馬を種牡馬にするという夢も持っている。

今回の活躍によって過去の検査所見が医学的に問題なかったと証明されたわけではない。

それでも、売却を見送った馬が重賞を制し、大舞台へ挑戦するまでになったことは、生産者にとって大きな喜びだろう。

競馬には、こんな予想外の幸運が訪れることもある。

2.【英国】馬の保護施設に「ダース・ベイダー」がいる!? ハロウィーンにはカボチャも大募集

英国バッキンガムシャーにある馬の保護施設「The Horse Trust」で、何ともユニークなハロウィーン企画が行われている。

この施設は1886年に設立され、今年で140周年を迎える歴史ある慈善団体。

警察馬や軍馬、王室関係の仕事に従事した馬などが、引退後の生活を送っている。

現在は救助された馬やポニー、ロバなども受け入れている。

そんな施設には、ハロウィーンにぴったりの名前を持つ住人がいる。

その名も「ダース・ベイダー」。

映画「スター・ウォーズ」に登場する悪役と同じ名前だが、その正体は小さな黒いシェトランドポニー。

施設の紹介によると、恐ろしい名前とは裏腹に、実際はかわいらしいポニーだという。

同じ放牧地には「シャドウ」という名前の仲間も暮らしている。

さらに、施設ではハロウィーンに向けてカボチャの寄付を募集している。

集まったカボチャは、まず季節の飾りとして利用。

その後は馬たちの生活に変化や刺激を与えるためのエンリッチメントに活用される予定だ。

10月27日には、子ども向けの魔法の薬作りワークショップも予定されている。

ただし、馬たちには個別の食事管理が必要なため、来場者が勝手に餌を与えることは禁止されている。

かつて人間のために働いた馬たちが、今度は地域の人々に笑顔を届ける。

かわいいダース・ベイダーが暮らす、英国の馬の保護施設の話題だ。

3.【南アフリカ】1レースで20の慈善団体を支援! 競馬場で開催される特別なチャリティー競走

南アフリカのヨハネスブルグにあるターフフォンテン競馬場で、10月31日にユニークな慈善競走が開催される。

その名も「OnAMission Charity Mile」。

GⅡに格付けされる芝1600メートルの競走で、賞金総額は100万ランド。

このレースの特徴は、競走馬と慈善団体が組み合わされる仕組みにある。

支援対象となるのは20の慈善団体。

出走馬にはそれぞれ慈善団体が割り当てられ、レースの着順に応じて寄付金が配分される。

支援対象には、子どもの福祉施設や障害者支援団体、生活に困難を抱える人々を支援する組織などが含まれる。

競馬を運営する4Racingによると、現在の冠スポンサーによる支援は今年で6年目。

競走馬が勝利を目指すだけでなく、地域社会の支援にもつながる仕組みとして定着している。

さらに今年は、自動車「スズキ・スイフト」のプレゼント企画も用意されているという。

オーストラリアのゴールデンイーグルでも、競走馬と慈善団体を組み合わせた寄付制度が導入されている。

南アフリカでも、競馬の魅力を社会貢献へと結びつける独自の取り組みが続いている。

4.【スウェーデン】種牡馬の評価を点数と映像で公開! 競走成績だけでなく健康や気性も審査

スウェーデンの繋駕速歩競走を統括するSvensk Travsportが10月27日、秋の種牡馬審査の結果と記録映像を公表した。

繋駕速歩競走とは、馬が小型の二輪車を引き、定められた歩法で競う競馬のこと。

今回の審査は23日、エスキルストゥーナのスンドビーホルム競馬場で行われた。

会場では9頭を審査し、海外に繋養される3頭も評価対象となった。

公表された9頭の点数では、Dream MineとGinostrabliggiがともに87点を獲得。

繁殖上の期待を示す評価は、いずれも「非常に高い」とされた。

この制度の特徴は、競走成績や血統だけでなく、健康状態や耐久性、体のつくりなどを総合的に評価することにある。

健康面では獣医師による検査やレントゲン画像を確認し、展示時の気性についても記録する。

さらに、審査の様子を映像で公開することで、生産者が配合相手を選ぶ際の参考資料として活用できるようにしている。

速く走る能力だけでなく、健康や気性まで含めて種牡馬を評価する。

競走馬の生産を支える、スウェーデンの取り組みだ。

5.【インドネシア】446頭が登録した伝統競馬大会! 地域の文化を守り、未来の競走馬を育てる

インドネシアのドンプー県で、「ブパティ・カップ・ドンプー・マジュ2026」が開催されている。

「ブパティ」は県の首長を指し、大会名は県長杯に当たる。

県政府の公式発表によると、大会は10月24日に開幕。

会場はパジョ地区レパディ村のルンバ・カラで、11月1日までの日程で開催される。

今回の大会には、446頭が13のクラスへ登録した。

開会式では県政府の代表が、競馬は地元で代々受け継がれてきた伝統であると説明した。

大会には、地域の文化を守るという目的に加え、より上の大会で活躍できる競走馬を育てる役割もあるという。

インドネシアの一部地域では、競馬が単なるスポーツではなく、地域の暮らしや伝統文化と深く結びついている。

446頭もの馬が集まる今回の大会も、その文化を次の世代へ受け継ぐ大切な機会となっている。

地域に根付いた競馬を、文化の継承と競技の育成の両面から支える地方大会だ。

2026年10月27日
OGBうまラボ編集部

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