OGB競馬NEWS EVENING
2026年10月26日(月)
菊花賞から一夜明け、優勝馬ゴーイントゥスカイが美浦へ帰厩。三冠達成を逃したロブチェンの近況も伝えられました。天皇賞・秋ではプレレーティングが発表され、クロワデュノールとマスカレードボールが122で並んでいます。
地方競馬では吉原寛人騎手が通算3400勝を達成。盛岡では山本政聡騎手の負傷による乗り替わりが発表されました。また、東京では馬の運動と健康を研究する国際会議が開幕しています。
海外からは、17歳騎手の初勝利や元名騎手の第二の人生、競馬場での珍しい動物レースなど、世界各地の話題をお届けします。
■ 国内競馬NEWS
1.天皇賞・秋のプレレーティング発表! クロワデュノールとマスカレードボールが122
JRAは26日、11月1日に東京競馬場の芝2000メートルで行われる天皇賞・秋のプレレーティングを公表した。
登録馬の今年の最高値では、クロワデュノールとマスカレードボールが122で並んだ。クロワデュノールは大阪杯1着、宝塚記念2着、マスカレードボールは香港のクイーンエリザベスⅡ世カップ2着が評価の対象となっている。
ダノンデサイルとコスモキュランダが118で続いた。
レーティングは、着差や負担重量などを基に過去の競走内容を数値で示したもの。今回の一覧には各馬の今年の最高値が掲載されており、秋の大一番を前に実績を比較できる資料となる。
2.菊花賞馬ゴーイントゥスカイが美浦へ帰厩! 激走翌日も食欲旺盛
25日の菊花賞を制したゴーイントゥスカイが、26日午前2時30分ごろに美浦トレーニングセンターへ戻った。
日刊スポーツによると、舟田助手はレース後と到着後の様子について、疲れた感じは見られず、食事もしっかり取っていると説明した。
クラシック最終戦を終えた翌日、馬房では元気な姿を見せたという。
ゴーイントゥスカイは菊花賞で接戦を制し、武豊騎手に同競走歴代最多となる6勝目をもたらした。
3.三冠逃したロブチェンが一夜明け! 陣営は巻き返しを見据える
皐月賞、日本ダービーに続くクラシック三冠を目指したロブチェンは、25日の菊花賞で14着に敗れた。
一夜明けた26日、陣営が同馬の近況について語った。
東スポ競馬の報道では、担当助手が今回の敗戦を受け止めながらも、今後の巻き返しを見据えた思いを明かしている。
春のクラシック二冠を制した実力馬だけに、今回の敗戦を経て、今後どのような路線を歩むのかが注目される。
4.菊花賞で騎手4人に制裁! 川田騎手5万円、原騎手7万円の過怠金
25日の菊花賞では、騎乗内容を巡って複数の騎手に制裁が科された。
川田将雅騎手には5万円、クリストフ・ルメール騎手には1万円の過怠金が科されたほか、池添謙一騎手には戒告、原優介騎手には7万円の過怠金が科された。
クラシック最終戦の激しい攻防の一方で、各騎手の騎乗に対する裁決も発表された。
5.シンエンペラーが米国から帰国! 海外遠征中止を受けて日本へ
米国遠征を中止したシンエンペラーが、日本へ帰国した。
JRAの発表によると、同馬は24日午後6時20分に成田空港へ到着した。
シンエンペラーは米国での競走に向けて現地入りしていたが、体調不良により遠征を取りやめることになっていた。
海外の大舞台への挑戦は実現しなかったものの、今後は国内での状態回復と次の目標が焦点となる。
6.吉原寛人騎手が地方通算3400勝を達成! 金沢所属の名手が新たな大台
金沢競馬所属の吉原寛人騎手が、25日の高知競馬で地方競馬通算3400勝を達成した。
全国各地の地方競馬場で数多くの重賞を制し、長年にわたり第一線で活躍してきた吉原騎手。
節目の勝利も所属する金沢ではなく、遠征先での達成となった。
各地の有力馬から騎乗依頼を受ける地方競馬を代表する名手が、また一つ大きな記録を積み重ねた。
7.【盛岡】山本政聡騎手が負傷で7鞍乗り替わり
26日の盛岡競馬で、山本政聡騎手が騎乗予定だった7鞍が乗り替わりとなった。
地方競馬全国協会の変更情報では、理由はいずれも「騎手負傷」とされている。
対象は第4・6・8・9・10・11・12レース。
第8レースのグットフォーチュンと第10レースのサトノトリニティは山本聡哉騎手、第12レースのプリンスミノルは塚本涼人騎手へ変更された。
8.国際馬運動生理学会議が東京で開幕! AIや運動解析、腱の障害予防も議題に
馬のトレーニングや運動時の体の働きを研究する「第12回国際馬運動生理学会議(ICEEP12)」が、26日から30日までの日程で東京の都市センターホテルで開催される。
主催は日本ウマ科学会、後援はJRA。
公式プログラムには、心臓・呼吸器、栄養、筋肉、トレーニング、新技術などの分野が並ぶ。
馬の動きを力学的に解析する「バイオメカニクス」のほか、AIや運動時の心電図、腱の障害予防を扱うワークショップも組まれている。
競走成績だけでは見えにくい、馬の体と運動を支える研究に焦点を当てる国際会議だ。
■ WORLD NEWS
1.【米国】17歳騎手が14戦目で初勝利! 先輩騎手たちから祝福の水を浴びる
米国キーンランド競馬場で、17歳のヨマー・オルティスJr.騎手が待望の初勝利を挙げた。
騎手として14戦目でつかんだ記念すべき勝利。レース後には先輩騎手たちが集まり、祝福の水を浴びせる光景が見られた。
競馬界では若手騎手の初勝利を仲間たちが盛大に祝うことがあり、今回も新人騎手にとって忘れられない一日となった。
2.【米国】GⅠ44勝の元名騎手が競馬場の案内係に! キーンランドで第二の人生
米国で数々の大レースを制した元騎手デヴィッド・フローレス氏が、キーンランド競馬場で来場者を迎える仕事に就いている。
現役時代にはGⅠ競走で44勝を挙げた実績を持つフローレス氏。現在は競馬場のゲストサービスに携わり、来場者の案内などを担当している。
かつては勝負服をまとって大舞台を駆け抜けた名騎手が、今度は競馬場を訪れる人々を迎える立場に。
競馬との関わり方を変えながら、新たな役割を担っている。
3.【米国】競馬場にラクダ、ダチョウ、シマウマ! 馬券対象外の競走で家族向けイベント
米ペンシルベニア州ベンセーラムのパークス競馬場で、現地25日、通常のサラブレッド競走とともに、ラクダ、ダチョウ、シマウマによる競走が行われた。
地元メディア「Delaware Valley News」によると、これらは短い距離で行うお楽しみ競走で、馬券の発売はなかった。
普段の競馬開催に、動物たちの出番を組み合わせた家族向け企画だ。
会場にはポニー乗馬や大型の遊具、カボチャの飾り付け、フードトラックなども用意された。
競馬を見る人だけでなく、子ども連れも一日を過ごせる催しとして開催された。
4.【スペイン】競馬が行われなくなったミハスの競馬場! 元市長が盛衰を一冊に
スペイン南部の観光地コスタ・デル・ソルにあるミハス。その競馬場の歴史をたどる本が、27日にマラガの書店で紹介される。
26日付の地元紙「La Opinión de Málaga」によると、著者は競馬場計画を推進した元ミハス市長のアントニオ・マルドナド氏。計画の始まりから発展、衰退までを記録した。
「ヒポドロモ・デ・ラ・コスタ・デル・ソル」は1999年6月に開場し、ミハスカップなどを開催したが、競馬は2012年8月を最後に行われていない。
一方、施設そのものが完全に使われなくなったわけではなく、現在も馬を介した療法や障害飛越の学校、陸上トラックなどの利用が続いている。
競馬場が地域に何をもたらし、競馬終了後にどのような役割を残したのか。観光地と競馬の関係を振り返る出版となる。
5.【フィリピン】25回目の競馬祭を開催! 政府機関の記念競走も
フィリピンのバタンガス州パドレガルシアにあるフィリピン・ジョッキークラブの競馬場で、現地25日、「第25回クラブ・ドン・フアン競馬祭」が開催された。
26日に写真を掲載した地元紙「Manila Standard」によると、フィリピン競馬委員会の認可の下で行われ、グランドダービーや、フィリピン慈善宝くじ公社(PCSO)の記念競走も同日に組まれた。
主催者の公式日程でも、これらの競走を確認できる。
PCSOは、医療支援や慈善事業のための資金調達・提供を担う政府機関。
競馬祭の開催日に、その名を冠した記念競走が組まれる点にも、同国の競馬と公的な慈善事業とのつながりが表れている。
6.【米国】ローレルパーク競馬場に食料支援施設! 厩舎で働く人々の生活を支える
米メリーランド州のローレルパーク競馬場で、厩舎関係者を対象とする食料支援施設が27日に開設される。
競馬場の厩舎地区では、調教師や騎手だけでなく、競走馬の日々の世話を担う厩務員や調教助手など、多くの人々が働いている。
新たな施設は、そうした競馬関係者が必要な食料品を受け取れるようにする取り組みだ。
華やかなレースの舞台裏で、競走馬の健康と競馬開催を支える人々。その暮らしを地域全体で支援する試みとして注目される。
2026年10月26日
OGBうまラボ編集部
