OGB競馬NEWS EVENING
2026年10月22日
国内では、フェブラリーS連覇のコスタノヴァが現役引退を発表。菊花賞で三冠を狙うロブチェンの枠順が確定し、モンテネグロの首相から日本語の応援メッセージが届くという異例の話題もありました。
地方競馬では、岐阜金賞をアースジャッジが制覇。門別のブロッサムカップでは金山昇馬騎手が歓喜のガッツポーズを見せ、3連単65万円超の大波乱となりました。
海外では、豪州の高額賞金レースを通じた慈善活動や、ニュージーランドの競馬関係者の再会、米国サンタアニタ競馬場で開催される日本文化の祭典など、世界各地のニュースをお届けします。
■ 国内競馬NEWS
1.フェブラリーS連覇のコスタノヴァが現役引退! 骨折からの復帰を断念し種牡馬入りへ
フェブラリーステークスを連覇したコスタノヴァが現役を引退し、種牡馬入りすることが明らかになった。
同馬は骨折によって戦列を離れていたが、関係者が今後の競走生活について検討した結果、復帰を断念することとなった。
東京競馬場のダートコースで高い能力を発揮し、国内ダート短距離・マイル路線で活躍。フェブラリーSを連覇するという大きな実績を残した。
今後は種牡馬として第二の馬生を歩む。競走馬として示したスピードとダート適性を、次世代へどのように伝えていくか注目される。
2.三冠を狙うロブチェンは4枠8番! 菊花賞の枠順が確定
10月25日に京都競馬場で行われる菊花賞(GⅠ、芝3000メートル)の枠順が確定し、クラシック三冠制覇を目指すロブチェンは4枠8番に入った。
昨年のホープフルS、今年の皐月賞と日本ダービーを制したロブチェン。菊花賞も勝てば、2020年のコントレイル以来となるクラシック三冠馬の誕生となる。
前日の最終追い切りでは軽快な動きを披露し、杉山晴紀調教師も仕上がりに手応えを示していた。
ライバルにはセントライト記念を制したジャスティンシカゴや、北海道の芝2600メートル戦を連勝したダノンヒストリーなどが控える。
初めての3000メートルという距離を克服し、歴史的な偉業を達成できるか。三冠への挑戦はいよいよ本番を迎える。
3.モンテネグロ首相がロブチェンに日本語でエール! 三冠挑戦が国際交流の話題に
10月22日、外務省のスポーツ外交広報アカウントが、モンテネグロのミロイコ・スパイッチ首相による応援メッセージ動画を公開した。
応援を受けたのは、25日の菊花賞でクラシック三冠制覇を目指すロブチェン。馬名がモンテネグロを代表するロブチェン山に由来することから、同国首相による異例の激励が実現した。
27秒間の動画でスパイッチ首相は流ちょうな日本語を披露。両国の絆の深まりに言及したうえで、菊花賞での勝利を願い「頑張れロブチェン!」と呼びかけた。
スパイッチ首相は、日本政府の国費外国人留学生として埼玉大学に留学した経験を持つ。
外国の首相が日本の競走馬を日本語で応援するという珍しい出来事。クラシック三冠への挑戦が、競馬の枠を越えた国際交流の話題へと広がっている。
4.イチロー氏が競走馬の世界へ! JRA動画企画で日高の馬産地を訪問
JRAが公開した動画シリーズ「ICHIRO MEETS KEIBA 2026」で、元プロ野球選手のイチロー氏が北海道・日高の馬産地を訪れた。
第1回では、競走馬が誕生し、育成されていく現場を紹介。イチロー氏が牧場関係者の説明に耳を傾けながら、馬の成長や身体能力について理解を深めていく。
長年にわたって世界のトップレベルで活躍してきたイチロー氏が、競走馬という別のアスリートの世界に触れる内容となっている。
シリーズは全5回を予定。野球界のレジェンドの視点から競馬の魅力を伝える、新たな取り組みとして注目される。
5.アルテミスSへ有力2歳牝馬が調整! 各陣営が仕上がりに手応え
秋の東京競馬場で行われる2歳牝馬重賞アルテミスステークスへ向け、出走予定馬の各陣営から調整状況が伝えられている。
この競走は阪神ジュベナイルフィリーズや翌年のクラシック戦線へつながる重要な一戦。素質馬が集まり、今後の牝馬路線を占う舞台となる。
出走を予定する有力馬について、各調教師は追い切りでの動きや精神面の成長、レースに向けた仕上がりなどを説明している。
まだキャリアの浅い2歳牝馬同士の対戦だけに、完成度と将来性の両面が注目される。
6.福島競馬場に16席のパーティールーム新設! グループ観戦の楽しみが広がる
JRAの福島競馬場に、新たなグループ向け観戦施設として16席のパーティールームが設けられる。
家族や友人、職場の仲間など、大人数で競馬観戦を楽しむための施設で、通常の観客席とは異なる空間でレースを観戦できる。
競馬場では近年、レース観戦に加えて飲食やイベントなどを楽しむ来場スタイルも広がっている。
今回の新施設も、競馬場をより幅広い層が利用できる場所にする取り組みの一つとして注目される。
■ 地方競馬NEWS
1.アースジャッジが岐阜金賞を制覇! 1番人気に応えて重賞2勝目
10月22日、笠松競馬場で行われた第50回岐阜金賞(SPⅠ、ダート1900メートル)は、丸野勝虎騎手騎乗の1番人気アースジャッジが優勝した。
道中は2番手を追走し、4コーナーで先頭に立つと、最後まで力強い走りを披露。5番人気タロの追撃を半馬身差で退けた。勝ち時計は2分03秒6(良)。
2着には同じ安部幸夫厩舎のタロ、さらに2馬身半差の3着には7番人気ファーストボーイが入った。2番人気ゴコクホウジョウは5着、3番人気リバーサルトップは6着だった。
アースジャッジは愛知・安部幸夫厩舎に所属する3歳牡馬。父マクフィ、母アラフネ、母の父クロフネという血統を持つ。
今回の勝利で重賞通算2勝目を達成。東海地区3歳三冠の最終戦に位置付けられる伝統の一戦で、世代屈指の実力を示した。
2.ブロッサムカップは5番人気シリントーンが優勝! 金山昇馬騎手が歓喜のガッツポーズ、大波乱の決着
10月22日、門別競馬場で行われた第14回ブロッサムカップ(H2、ダート1700メートル)は、金山昇馬騎手騎乗の5番人気シリントーンが優勝した。
2着には6番人気オレンジビール、3着には11番人気ライトビーンズが入り、上位3頭を伏兵が占める波乱の決着となった。
勝ったシリントーンは北海道・川島雅人厩舎に所属する2歳牝馬。佐賀競馬から期間限定騎乗中の金山騎手は、ゴールの瞬間に思わずガッツポーズを見せ、喜びを爆発させた。
単勝は1,460円、馬連は7,020円、馬単は18,000円。3連複は132,190円、3連単は655,190円という高額配当となり、2歳牝馬の重賞は大波乱の結末を迎えた。
■ WORLD NEWS
1.豪州ゴールデンイーグル、賞金100万豪ドルを慈善団体へ! 競馬と社会貢献を結ぶ特別企画
オーストラリアの高額賞金レース、ゴールデンイーグルでは、競走賞金の一部を慈善団体へ寄付する独自の取り組みが行われている。
この競走では、出走馬と慈善団体を結び付け、レース結果に応じて寄付金が配分される仕組みを採用。寄付総額は100万豪ドルに上る。
高額賞金を争う競馬の舞台が、社会福祉や地域活動などを支える機会にもなっている。
競走馬の活躍が競馬関係者だけでなく、さまざまな社会活動へ恩恵をもたらすという、豪州競馬ならではの取り組みだ。
2.20年ぶりの再会から初勝利! ロジャーソン調教師と名馬主ウィリアムズ氏が再びタッグ
ニュージーランドのベテラン調教師グレーム・ロジャーソン氏と、オーストラリアの著名馬主ロイド・ウィリアムズ氏が、およそ20年ぶりに再びコンビを組んだ。
両者の新たなパートナーシップから誕生した競走馬グラモーガンが、デビュー戦で見事な勝利を飾った。
長年にわたり競馬界で実績を残してきた2人にとって、久々の共同事業が早くも結果につながった形だ。
国境を越えた競馬関係者の交流と、長い年月を経て復活した名コンビの新たな挑戦に注目が集まっている。
3.英国で馬・猟犬・オートバイが集結! 地域慈善イベント「Horses, Hounds & Hogs」
英国デヴォン州アクスミンスターで、馬、猟犬、オートバイを組み合わせたユニークな慈善イベント「Horses, Hounds & Hogs」が企画されている。
馬術や犬に関わる文化と、オートバイ愛好家の交流を組み合わせた催しで、地域の慈善活動を支援することを目的としている。
異なる趣味や文化を持つ人々が、馬を中心としたイベントを通じて集まる取り組みだ。
競馬や馬術に限らず、馬と人間の関わりが地域社会の交流や社会貢献につながっていることを伝える話題となっている。
4.英国で引退競走馬の再調教者を認定! RoRが新たな承認制度を導入
英国の引退競走馬支援団体Retraining of Racehorses(RoR)が、競走生活を終えた馬の再調教に携わる人々を対象とした新たな承認制度を導入する。
引退競走馬が乗用馬や馬術競技馬として新たな生活を始めるには、それぞれの馬に合わせた適切な再調教が欠かせない。
新制度は、再調教に携わる人材の専門性や活動を評価し、引退馬の新たな進路を支えることを目的としている。
競走馬が現役を終えた後も、安全で充実した生活を送れるようにする取り組みとして注目される。
5.米サンタアニタ競馬場で日本文化の祭典! 大井競馬との30年以上の友情を祝う
米国カリフォルニア州のサンタアニタ競馬場で、10月24日と25日の2日間、日本文化を紹介するイベント「Japan Family Day 2026」が開催される。
会場では日本食の屋台や和太鼓の演奏、アニメ、コスプレ、子ども向けの縁日遊びなど、多彩な催しを予定。競馬場が日本文化を楽しめる家族向けの祭典会場に変わる。
24日にはGⅢ東京シティカップも開催。この競走は、1995年に東京・大井競馬場とサンタアニタ競馬場が友好交流提携を結んだことをきっかけに続いている交流競走だ。
イベントは両日とも午前11時から午後5時まで開催。南カリフォルニアで親しまれる日本文化イベントとして、競馬ファンだけでなく幅広い家族連れを迎える。
日本の競馬場との交流から生まれた取り組みが、30年以上を経て、競馬と文化を通じた日米友好の象徴となっている。
2026年10月22日
OGBうまラボ編集部
