OGB競馬NEWS EVENING|10月19日

JRAは本日、ブリーダーズカップ6競走とメルボルンカップの馬券発売を正式発表。フォーエバーヤングの連覇挑戦やスティンガーグラスの海外遠征に注目が集まります。

国内では菊花賞と天皇賞・秋のレーティングが発表されたほか、仲野光馬騎手が地方通算100勝を達成。秋華賞を制したモンローウォークには、担当厩務員の7年越しの思いがありました。

海外では、5万2110人が熱狂したジ・エベレストの観客映像が話題に。米国の競走馬評価講座やブラジルの家族向け競馬イベントなど、世界各地の話題をお届けします。

【国内競馬NEWS】

1.JRAが海外G1馬券発売を発表! BC6競走とメルボルンカップ、日本馬の挑戦に注目

JRAは10月19日、米国ブリーダーズカップ6競走と豪州メルボルンカップの馬券発売を正式発表した。

ブリーダーズカップは現地10月31日、日本時間11月1日にキーンランド競馬場で開催。発売対象はダートマイル、ターフスプリント、スプリント、マイル、ターフ、クラシックの6競走となる。

最大の注目は、昨年のクラシック覇者フォーエバーヤングの連覇挑戦。このほかテーオーパスワード、ロードフォンス、ルガル、アメリカンステージなど、日本馬の登録状況も発表されている。ただし、出走競走は現時点では確定していない。

一方、11月3日のメルボルンカップ(G1、芝3200メートル)には、日本からスティンガーグラスが参戦予定。鞍上はクリストフ・ルメール騎手で、2006年デルタブルース以来20年ぶりの日本馬優勝を目指す。

JRAによるメルボルンカップの馬券発売は7年ぶり。日本時間午後1時の発走予定で、午前7時からインターネット投票で発売される。

なお、同日は金沢競馬場でJBC3競走も開催される。

日本馬の海外G1挑戦が続く秋。世界の大舞台でどのような活躍を見せるのか、注目が集まる。

2.秋華賞から一夜、モンローウォークの担当厩務員に7年越しの思い! 戸崎騎手が語った「シャケトラのリベンジ」

10月18日の秋華賞を無傷の5連勝で制したモンローウォークが、19日朝、栗東トレーニングセンターの馬房で落ち着いた姿を見せた。

担当する上村厩務員によると、京都競馬場からの輸送は順調で、レース後も飼い葉をしっかり食べているという。

秋華賞は前半1000メートル57秒8という速い流れ。初めて経験する厳しい展開にも対応し、最後はギャラボーグとの追い比べを制してG1初勝利を飾った。

そして今回、JRAが公開したジョッキーカメラの映像で、戸崎圭太騎手が上村厩務員へかけた「シャケトラのリベンジだ」という言葉が話題になっている。

シャケトラは、かつて上村厩務員が担当していた実力馬。2019年の阪神大賞典を戸崎騎手とのコンビで制したが、続く天皇賞・春を前に故障し、安楽死となった。

あれから7年。同じ戸崎騎手とのコンビで、今度はモンローウォークがG1制覇を達成した。

上村厩務員は、シャケトラとモンローウォークには皮膚の薄さなど共通する特徴があることも明かしている。

競走馬を日々支える厩務員にとっても、G1制覇は特別な出来事。7年前に失った愛馬への思いが重なる、忘れられない勝利となった。

【ジョッキーカメラ映像】

https://x.com/JRA_Special/status/2111736646823813591

3.秋のG1レーティング発表! 菊花賞はロブチェン119ポンド、天皇賞・秋はマスカレードボール128ポンドがトップ

JRAは10月19日、菊花賞と天皇賞・秋に関するレーティングを発表した。

10月25日の菊花賞では、皐月賞と日本ダービーを制した二冠馬ロブチェンが119ポンドでトップ。史上9頭目のクラシック三冠制覇を目指す。

これに続くのが117ポンドのゴーイントゥスカイとバステール。115ポンドではアスクエジンバラとジャスティンシカゴが並んだ。

一方、11月1日の天皇賞・秋では、昨年の覇者マスカレードボールが128ポンドでレーティング順位の首位。ダノンデサイルが124ポンド、クロワデュノールが122ポンドで続いた。

天皇賞・秋ではレーティング順位上位10頭が優先的に出走できる。牝馬には4ポンドが加算されるため、117ポンドのレガレイラが4位に入っている。

三冠馬誕生の期待がかかる菊花賞と、実績馬が集結する天皇賞・秋。秋の大一番に向けて、有力馬たちの評価が明らかになった。

4.地方通算100勝まで約2か月! 仲野光馬騎手が浦和で達成、騎手仲間22人が祝福

10月19日の浦和競馬場で、船橋所属の仲野光馬騎手が地方競馬通算100勝を達成した。

浦和9R「錦秋特別」でイーオレイに騎乗して優勝。2014年6月16日のデビューから2157戦目での節目の勝利となった。

仲野騎手は8月25日に通算99勝へ到達したものの、その後は約2か月間にわたって勝利を挙げられずにいた。

本人も記録を意識していたが、目の前のレースで馬の能力を最大限に発揮させることに集中し、待望の100勝目をつかんだ。

仲野騎手といえば、2021年のジャパンダートダービー。キャッスルトップとのコンビでJpn1制覇を果たした実績を持つ。

記録達成後には野畑凌騎手ら22人の騎手仲間が祝福に駆けつけ、仲野騎手の勝負服を着用して記念撮影が行われた。

Jpn1制覇という大きな実績を持ちながら、一勝ずつ積み重ねてきた騎手人生。節目の勝利は、仲間たちに囲まれた温かな瞬間となった。

5.レガレイラが天皇賞・秋で岩田望来騎手と初コンビ! G1・3勝牝馬が巻き返しへ

11月1日の天皇賞・秋に出走を予定しているレガレイラが、岩田望来騎手との新コンビで臨むことが10月19日に報じられた。

G1・3勝の実績を持つ同馬は、前走オールカマーで4着。今回は新たなパートナーを迎えて巻き返しを狙う。

同日発表された天皇賞・秋のレーティング順位では、牝馬の加算分を含めて4位に入っている。

昨年の覇者マスカレードボールやダノンデサイル、クロワデュノールなど実績馬が集まる一戦で、新コンビがどのような競馬を見せるのか注目される。

【WORLD NEWS】

1.5万2110人が熱狂! 豪州ジ・エベレストの観客映像が世界で話題、若者が集まる競馬場の秘密

10月17日にシドニーのランドウィック競馬場で開催されたジ・エベレストが、レース結果だけでなく観客席の熱狂でも話題となっている。

今年の来場者数は5万2110人。開催史上最多の観客数を記録した。

ウィンクススタンド前では、大勢のファンがニール・ダイアモンドの名曲「スイート・キャロライン」を大合唱。その様子を撮影した映像がSNSで拡散され、50万回以上再生された動画も登場した。

特に注目されるのが、観客の年齢構成だ。18歳から24歳までの来場者が全体の約30%を占めていたという。

2017年の創設時には3万3512人だった観客数は、9年間で約56%増加した。

ジ・エベレストは、競走馬の出走枠を権利者が保有する独特のスロット制に加え、音楽イベントやファッション、SNSを活用した情報発信など、従来の競馬開催とは異なる取り組みを続けてきた。

今年は一般入場券の購入者で女性が男性を上回るなど、ファン層にも変化が見られている。

競馬観戦とエンターテインメントを融合させた新しい競馬文化。その熱狂的な映像は、世界の競馬関係者にも大きな印象を与えている。

2.血統、馬体、遺伝子解析まで! 米国で競走馬の選び方を専門家から直接学ぶ特別講座

米国ケンタッキー州レキシントンで10月19日、競走馬の血統や馬体評価を専門家から直接学ぶ教育プログラム「Pedigree & Conformation Clinic」が開催される。

主催するのは、米国のサラブレッド馬主・生産者協会「TOBA」。会場はファシグティプトンのレキシントン施設で、同日から始まる秋季1歳馬セールに合わせて実施される。

講座では、馬体の骨格や筋肉のつき方、歩様の評価、血統表の読み方、遺伝子解析の活用、栄養管理などを学ぶ。

講師には獣医師、牧場関係者、血統分析の専門家、競走馬の売買に携わる関係者らが参加。

特徴的なのは、座学だけでは終わらないことだ。参加者は実際にセリ市場の厩舎エリアへ入り、馬を見ながら専門家の説明を受けられる。

定員は45人の少人数制。講師へ直接質問する時間も確保されている。

競走馬のセリ市場を教育の場として活用し、次世代の馬主や生産者を育てる。競馬産業の専門知識を一般の愛好家にも開放する興味深い取り組みだ。

3.競馬場が子どもたちの遊び場に! ブラジルで「子どもの日」を祝う特別イベント

ブラジル・リオデジャネイロのガベア競馬場で10月18日、競馬と子ども向けの娯楽を組み合わせたイベント「Domingo no Jockey」が企画された。

ブラジルでは10月12日が「子どもの日」。この行事に合わせ、競馬場を家族連れにも楽しめる場所として開放する取り組みだ。

主催者の発表では、開催時間は午後1時から8時まで。入場は無料とされ、子ども向けの「Espaço Turfinho」や「Menina Primavera」といった企画が用意された。

一方、競馬の番組も充実。アルマンド・カルネイロ大賞など3つのG3競走に加え、4つのリステッド競走も組まれていた。

本格的な重賞競馬と家族向けの娯楽イベントを同じ競馬場で開催する試み。

競馬を知らない子どもたちが、馬や競馬場に親しむきっかけをつくる。ブラジルの競馬文化を象徴する取り組みとなっている。

26.10.19 うまラボ編集部

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