福永祐一厩舎が東京・京都・盛岡の3競馬場でメインレースを制覇する快挙を達成しました。南部杯ではメイショウハチローがJpnI初制覇、スワンステークスではダイヤモンドノットが古馬を撃破しました。
今週末の秋華賞では無傷4連勝のモンローウォークに注目が集まり、菊花賞や富士ステークスの登録馬も発表。ミカエル・ミシェル騎手の短期免許最終日の勝利や、引退競走馬を支援するチャリティーイベントも話題となりました。
海外からは、発走前に騎手を振り落としながらダービーを制したインドの珍事、スペイン・マヨルカ島の伝統的な繋駕速歩競馬、そして豪州の大一番「ジ・エベレスト」連覇を目指すカーインライジングなど、世界各地の話題をお届けします。
【国内競馬NEWS】
1.福永祐一厩舎が東京・京都・盛岡のメインを完全制覇! わずか2時間45分で3勝
10月12日、福永祐一調教師の管理馬が、東京・京都・盛岡の3競馬場でメインレースをすべて制する快挙を達成した。
午後3時30分発走の東京11Rオクトーバーステークス(L、芝2000メートル)では、1番人気アスクセクシーモアが優勝。
続く午後3時45分の京都11Rスワンステークス(GII、芝1400メートル)は、横山武史騎手騎乗のダイヤモンドノットが制した。
好位から抜け出し、猛追したスズハロームをハナ差で振り切って重賞3勝目。勝ち時計は1分19秒2だった。
そして午後6時15分の盛岡11Rマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI、ダート1600メートル)では、吉原寛人騎手騎乗の3番人気メイショウハチローが優勝。逃げたストレングスを直線で捕らえ、1分34秒7で重賞初制覇を果たした。
連覇を狙ったウィルソンテソーロは3着、ルクソールカフェは6着、初ダートのレーベンスティールは8着だった。
吉原騎手は福永調教師への感謝を語るとともに、事前にレース映像を研究し、思い描いた競馬ができたと振り返った。
リステッド競走、GII、JpnIという異なる舞台で、わずか2時間45分の間に3勝。福永厩舎にとって歴史的な一日となった。
2.秋華賞の有力候補モンローウォーク、陣営がイクイノックスの名を挙げて高評価
10月18日の秋華賞(GI、京都芝2000メートル)に向け、無傷4連勝のモンローウォークに注目が集まっている。
10月12日の報道では、上村洋行調教師が同馬を天才肌と高く評価。担当厩務員もイクイノックスやエイジアンウインズの名前を挙げながら、その資質について語った。
前走のローズステークスでは後続に3馬身差をつけて快勝。
牝馬クラシック最終戦で、勢いに乗る素質馬がどのような走りを見せるか注目される。
3.菊花賞の登録馬21頭が発表! ロブチェン、ダノンヒストリーらが三冠最終戦へ
10月12日、10月25日に京都競馬場で行われる菊花賞(GI、芝3000メートル)の登録馬21頭が発表された。
ロブチェン、ダノンヒストリー、ショウナンガルフ、バステール、ジャスティンシカゴなどが登録。
菊花賞は3歳クラシック最後の一冠を争う長距離G1。春のクラシック実績馬と夏以降に力をつけた上がり馬が、京都の3000メートルで激突する。
4.武豊騎手のシュガークン、アドマイヤズームらが富士Sに登録
10月17日に東京競馬場で行われる富士ステークス(GII、芝1600メートル)の登録馬が、10月12日に発表された。
武豊騎手とのコンビで注目されるシュガークンをはじめ、アドマイヤズーム、ファンダム、トロヴァトーレ、ウォーターリヒト、マジックサンズなどが名を連ねた。
秋のマイル路線を占う重要な前哨戦。実績馬と新興勢力の対決に注目が集まる。
5.ミカエル・ミシェル騎手、JRA短期免許最終日に勝利! ファンの声援に笑顔
10月12日の東京3R、2歳未勝利戦(芝1800メートル)で、フランス出身のミカエル・ミシェル騎手がモンサンラパージュに騎乗して勝利した。
この日は8月29日から交付されていたJRA短期騎手免許の最終日。
好位から直線で抜け出し、コスモバルムンクとの競り合いをハナ差で制した。
今回の来日で4勝目、JRA通算では5勝目となった。
レース後は、ゲート内で馬が元気だったものの、好スタートから良い位置を確保できたと振り返った。
ウイナーズサークルではファンのサインにも応じ、短期免許最終日を白星で締めくくった。
6.引退競走馬のために112万5000円! 東京競馬場でチャリティーオークション
10月12日の東京競馬場で、最終12R終了後に「サンクスホースデイズ チャリティーオークション」が開催された。
引退競走馬のセカンドライフを支援するイベントで、国枝栄元調教師や水沼元輝騎手らが参加。
オークションでは合計112万5000円の収益金が集まり、参加した引退競走馬の繋養団体へ全額寄付される。
競馬博物館などでも引退競走馬に関する催しが行われ、ファンが競走生活を終えた馬たちの未来について考える機会となった。
【WORLD NEWS】
1.騎手を振り落とし、ゲート入りも拒否! それでもインドのダービーを制した5連勝馬
10月11日、インド西部のプネー競馬場で行われたG1プネーダービー(芝2000メートル)で、ジャーンダール(Jaandaar)が優勝した。
しかし、レース前には思わぬ騒動が起きていた。
ジャーンダールは発走ゲート付近で激しく抵抗し、ヴィヴェーク・G騎手を振り落としたうえ、ゲート入りも拒否。
関係者が目隠しを使用して落ち着かせ、ようやくゲートに誘導した。
ところが発走後は一転して落ち着いた走りを見せ、後方寄りから直線で力強く加速。アヴェナーを退け、勝ち時計2分02秒492でダービー制覇を果たした。
これで5連勝。管理するのはインド競馬界の名調教師ペシ・シュロフ氏。
発走前の激しい抵抗から一転、クラシック競走を制してしまうという、珍しい勝利となった。
2.スペインの島で地元生産馬だけの大一番! マヨルカ島の伝統的な繋駕速歩競馬
スペイン・マヨルカ島のソン・パルド競馬場で10月12日、伝統的な繋駕速歩競走「グランプレミオ・デル・クリアドール」が開催される。
繋駕速歩競走は、騎手が馬の背に乗るのではなく、馬が引く二輪の車両に乗って速さを競う競技。
今回のレースはスペイン国内で生産された4歳馬が対象で、距離は2650メートル。16頭が出走を予定している。
総賞金は7万7400ユーロで、優勝賞金は3万5236ユーロ。
マヨルカ島では繋駕速歩競走が地域に根付いたスポーツとして親しまれ、地元の馬産業を支える重要な役割を果たしている。
日本ではなじみの薄い、地中海の島に息づく独自の競馬文化だ。
3.香港の怪物カーインライジング、世界最高額級の短距離戦ジ・エベレスト連覇へ
香港のスプリント王カーインライジング(Ka Ying Rising)が、10月17日にオーストラリアのランドウィック競馬場で行われるジ・エベレスト(芝1200メートル)に向け、最終の速い追い切りを行った。
香港ジョッキークラブが10月12日に報じた。
ジ・エベレストは総賞金2000万豪ドルを誇る世界有数の高額賞金レース。
昨年の覇者カーインライジングが、地元オーストラリアの強豪スプリンターを相手に連覇を達成できるか、世界の競馬ファンが注目している。
4.豪州G1キングチャールズ3世Sに豪華メンバー! オータムグローらが登録
10月17日のオーストラリア・ランドウィック競馬場では、ジ・エベレストに加えてG1キングチャールズ3世ステークス(芝1600メートル)も開催される。
10月12日に発表された登録馬には、オータムグロー、プライドオブジェニ、シオルウルフなど、豪州の有力マイラーが名を連ねた。
短距離のジ・エベレストと、マイルのキングチャールズ3世ステークス。
同じ開催日に豪州競馬を代表する強豪馬たちが集結する。
26.10.12 うまラボ編集部
