海外ニュース・夕刊 26.9.26

今夜は、落馬で一時呼吸が止まった18歳騎手の大舞台復帰、記録的な暑さと干ばつによって「すべてハードル競走」へ変更された英国の競馬祭、競馬と地元の酒、音楽、オーストラリアンフットボールを一度に楽しむ豪州の開催を紹介します。ニュージーランドからは、出走するだけで約1560万円が保証されるスロット競走の新条件も届きました。

■ レーシングポスト(英国)

1.落馬で一時呼吸停止、18歳ジャック・デイス騎手が復帰後最大の一戦へ

18歳の見習騎手ジャック・デイスが26日、ニューマーケット競馬場のケンブリッジシャーHにニザムとのコンビで出走する。

デイス騎手は6月21日のブライトン競馬場で落馬し、胸骨、肋骨、指を骨折。約4分間意識を失い、一時は呼吸も止まっていたと診断された。

9月2日に実戦へ復帰すると、翌日の復帰3戦目で勝利。その後を含め、復帰後は32戦4勝を挙げている。

ケンブリッジシャーHは28頭立てで行われる予定。デイス騎手自身が「これまで騎乗した中で最大のレース」と位置付ける一戦で、斤量5ポンド減の見習騎手として単勝80倍のニザムに騎乗する。

Racing Post

2.記録的な暑さと干ばつ、ウェールズの3日間開催が「全競走ハードル戦」に変更

英国競馬統括機構は、10月9日から11日までチェプストウ競馬場で行われるウェルシュ・レーシング・フェスティバルについて、障害飛越を伴うチェイス競走をすべて取りやめ、ハードル競走だけで開催すると発表した。

英国では観測史上最も暑い夏と干ばつの影響が続き、チェプストウのチェイス用コースを開催までに使用可能な状態へ戻せないと判断された。

予定されていたチェイス競走はウスターとフォスラスへ移し、両競馬場のハードル競走をチェプストウとヘレフォードへ移動。10月7日のラドロー開催は中止され、代替開催がウスターで行われる。

英国競馬統括機構は、今後も降雨不足の状況に応じ、開催日程や競走の移動を週単位で検討するとしている。

Racing Post

■ サラブレッドパーク(豪州)

3.競馬、地元の酒、音楽、AFL決勝を一度に楽しむ「ホップス&フーヴス」

オーストラリア・キャンベラのサラブレッドパークで26日、「ホップス&フーヴス・フェスティバル・レースデー」が開催された。

場内では地元の競馬とともに、キャンベラ周辺で生産されたビール、ワイン、蒸留酒を提供。フードトラックとライブ音楽も用意された。

さらに、同日に行われるオーストラリアン・フットボールのAFLグランドファイナルを大型画面で観戦する、キャンベラ最大規模のパブリックビューイングを競馬場内で実施した。

競馬以外にも、観客投票で決めるファッションコンテストや、賞金を懸けたキック競技が組み込まれている。

Thoroughbred Park

■ サラブレッドデイリーニュース(米国)

4.3歳馬デュカリ、デビュー戦で1分7秒45を記録

3歳牡馬デュカリ(米)が25日、サンタアニタ競馬場の芝1200メートル未勝利戦で初出走初勝利を挙げた。

単勝12倍の評価で出走し、前半は逃げ争いをする2頭の後ろを追走。最終コーナーから外を進出し、残り約200メートルで先頭へ立つと、3馬身半差で勝利した。

走破時計は1分7秒45。父コレクテッド、母の父ブレイムという血統で、2024年のキーンランド・セプテンバー1歳馬セールでは8万ドルで取引されていた。

ファンデュエルレーシングが公式レース映像を公開している。

Thoroughbred Daily News

■ ラブレーシング・ニュージーランド(ニュージーランド)

5.出走するだけで約1560万円、スロット競走「NZBキウイ」が賞金増額

ニュージーランド競馬は、2027年3月6日にエラズリー競馬場で行われる3歳馬のスロット競走「NZBキウイ」の賞金を、前回から50万ニュージーランドドル増額すると発表した。

賞金総額は450万ニュージーランドドル、約4億200万円。14頭立てで行われ、6着から14着までの馬にも最低17万5000ニュージーランドドル、約1560万円が支払われる。

指定された前哨戦を勝った馬がNZBキウイで3着以内に入ると、通常賞金とは別にボーナスを獲得。優勝時は60万ニュージーランドドル、約5360万円が追加される。

対象競走にはニュージーランド1000ギニー、同2000ギニーなどのG1も含まれる。出走枠を保有する「スロットホルダー」が出走馬を選ぶ方式で、2027年が第3回となる。

LoveRacing NZ

26.9.26 うまラボ編集部

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