日本馬フォーエバーヤングが米国の前売り馬券で1番人気に浮上。一方、英国では「JRAジャパンカップ」の名を冠した意外な条件戦が行われます。24個の障害を越えるイタリアの5000メートルG1や、自閉症支援のための特別競走など、明日誰かに話したくなる世界の競馬も紹介します。
■ サラブレッドデイリーニュース(米国)
1.フォーエバーヤング、BCクラシック前売り馬券で1番人気に
ブリーダーズカップは23日、BCクラシックの第2回フューチャーウェイジャーについて、フォーエバーヤング(日)を5対2の1番人気に設定した。
昨年の米年度代表馬ソヴリンティが3対1の2番人気。パシフィッククラシックを制したナイツブリッジが6対1、ケンタッキーダービーとベルモントSを勝ったゴールデンテンポが8対1、ドバイワールドC馬マグニチュードが10対1で続く。
8月に行われた第1回発売ではソヴリンティが3対1の1番人気、フォーエバーヤングは9対2の2番人気だった。第2回は現地時間25日正午から27日午後6時まで発売され、17頭と「その他すべて」の計18通りから優勝馬を選ぶ。
今年のBCクラシックは10月31日にキーンランド競馬場で行われる。
2.まだ3日を残して前年全期間を突破 キーンランド1歳馬セール総額5億1168万ドル
キーンランド・セプテンバー1歳馬セールは23日、全12日間のうち9日目を終えた時点で、取引成立総額が5億1168万500ドルに到達した。
前年の全12日間における取引成立総額は5億1053万9900ドル。今回はまだ3日間を残して、前年の最終額を約114万ドル上回った。
9日間で落札されたのは2027頭で、平均価格は25万2432ドル、中央値は15万ドル。同時点の総額は前年同期比4.93%増、平均価格は7.37%増となっている。
9日目単独でも295頭が売却され、平均価格は前年同日の5万827ドルから6万2661ドルへ23.28%上昇した。
■ レーシングポスト(英国)
3.英国ニューマーケットで「JRAジャパンカップ・ハンデ」開催
ニューマーケット競馬場で24日、「JRAジャパンカップ・ハンデ」が組まれた。
日本のジャパンCと同名ながら、競走は3歳以上によるクラス5のハンデ戦。距離は芝1600メートルで、出走資格は原則として公式レーティング56から75までとなっている。
競走賞金は総額1万ポンド、1着賞金は5154ポンド。12頭が出走し、英リーディング上位のウィリアム・ビュイック騎手もアラノーチェに騎乗する。
英国の競走体系ではクラス1がグループ競走やリステッド競走などの最高区分で、クラス5はその下位に当たる。世界最高賞金級の日本のジャパンCとは、名称も競走規模も大きく異なる一戦となっている。
4.グランドナショナル優勝騎手が平地へ 自閉症支援のチャリティー競走に参戦
2025年のグランドナショナルをニックロケットで制したパトリック・マリンズ騎手が、10月28日にノッティンガム競馬場で行われる自閉症支援団体「オーティズム・イン・レーシング」のチャリティー競走へ出場する。
競走は芝2000メートルで、出場予定者は9人。引退後にテレビ司会者となった元騎手レオナ・メイヤーも、今回のために騎手として復帰する。
各騎手には最低3000ポンド、約60万円の寄付を集める目標が設定されている。
集めた資金は、自閉症の人が初めて競馬場を訪れる際の支援や、競馬産業での就業を目指す人を対象としたメンタリング事業などに使用される。
■ グランデ・イッピカ・イタリアーナ(イタリア)
5.5000メートルで障害24個 イタリアのG1グランプレミオ・メラーノが27日開催
イタリア・マイア競馬場で27日、障害G1グランプレミオ・メラーノが行われる。
距離は約5000メートル。出走馬はコース上に設置された24個の障害を越えなければならない。
障害には一般的なフェンスだけでなく、「リヴィエラ」と呼ばれる水濠、幅を持たせたオクサー、「ダブル・トラヴォーネ」と呼ばれる連続障害などが含まれる。
賞金総額は30万ユーロ、約5250万円。毎年9月に開催されるイタリア障害競馬の大一番で、欧州でも特に厳しい障害競走の一つに位置付けられている。
26.9.24 うまラボ編集部
