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英ダービー出走馬が障害転向初戦で馬主初の勝利。米国では81年の歴史を持つ競馬場を公園へ変える計画が前進し、プエルトリコでは競走馬を島へ運ぶための輸送費を政府が補助しています。今夜は、競走馬の転身から各国の競馬振興策まで、明日誰かに話したくなる世界の競馬を集めました。

■ アイリッシュ・サン(アイルランド)

1.英ダービー出走馬ダラススター、障害転向初戦で馬主初のハードル勝利

平地重賞馬ダラススター(愛)が、ナヴァン競馬場で障害競走へ初出走し、ハードル初勝利を挙げた。

同馬は2024年の英ダービーに出走し、平地では愛G3バリーサックスSを制覇。平地での最高レーティングは107だった。

現在はエメット・マリンズ厩舎に所属し、ドナー・メイラー騎手を背に障害初戦を勝利。馬主アモレーシングにとっても、所有馬による初の障害競走出走と初勝利になった。

今季はノービスハードル路線を進む予定で、陣営は来夏に平地競走へ戻す可能性も示している。

■ レーシングポスト(英国)

2.世界で通算2000勝超 元英国騎手ジョン・ロウ氏が75歳で死去

元騎手のジョン・ロウ氏が、オーストラリア・パースの病院で死去した。75歳だった。

ロウ氏は自宅で庭仕事をしていた際に脳卒中を発症。病院へ搬送されたが、4日後に家族に見守られながら亡くなった。

騎手として世界各地で通算2000勝以上を記録。グッバイシェリーで仏G1マルセルブサック賞、メロッティーでケンブリッジシャーを制し、マウンテンクロスでは1978年のロイヤルアスコットで同じ開催中に2勝を挙げた。

1984年には英国北部の競馬場で年間最多勝を挙げた騎手に贈られる「コック・オブ・ザ・ノース」を獲得。2000年の引退後も、ヘンリー・セシル厩舎やロジャー・ヴァリアン厩舎で調教騎乗を続け、約60年間にわたって馬に乗った。

■ ポーリックリポート(米国)

3.81年の歴史を持つ競馬場跡地、最大1億2500万ドルを投じて公園化へ

米カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事が、旧ゴールデンゲートフィールズ競馬場の取得費用として、最大1億2500万ドルを充てる法案に署名した。

同競馬場は1941年に開場し、2024年6月9日に最後の競馬開催を実施。サンフランシスコ湾岸のアルバニー市とバークレー市にまたがる跡地を、一般利用できるウォーターフロント公園へ転換する計画が進められている。

土地取得を目指すトラスト・フォー・パブリックランドは、総額1億7500万ドルの調達を計画。イーストベイ地域公園区が2000万ドルを拠出し、残る3000万ドルは民間寄付などで確保する方針となっている。

4.左右の脚を骨折したウォーリーK、引退競走馬の模範として表彰

元競走馬ウォーリーKが、引退競走馬の運動能力や再調教の可能性を示した馬に贈られる、2026年ビル・クラーツ・サラブレッド・メイクオーバー・アンバサダー賞を受賞した。

同馬はデビュー前に左前脚の種子骨を骨折。右後脚の繋部分にも骨折の手術歴があり、競走には一度も出走しないまま引退した。

数カ月間の治療と再調教を経て、2019年のサラブレッド・メイクオーバーへ出場。コンペティティブトレイル部門で6位に入った。

その後の7年間はトレイルやウェスタン競技で優勝を重ね、騎馬警察向けの訓練や、手綱を使わず馬を動かすリバティー演技にも参加。競技で得た賞金は、アーカンソー州のスペシャルオリンピックスチームへ寄付されている。

■ プエルトリコ・ゲーミング委員会(プエルトリコ)

5.競走馬を島へ運ぶ費用を政府が補助 輸入促進へ追加予算

プエルトリコ・ゲーミング委員会の競馬部門が、国外で購入された競走馬をプエルトリコへ輸送する費用への補助金として、3万1500ドルの追加支出を決定した。

同国では2026年、調教中の2歳馬や現役競走馬を島外から導入する際、1頭につき1750ドルを支給する輸送費補助制度を実施。当初用意された23万ドルは、約125の個人または団体への支給によって使い切られた。

予算終了後も18頭分の申請が未処理となっていたため、競走馬の生産・改良基金から追加予算を投入する。補助の対象は、2026年中に購入され、プエルトリコへ輸入された条件適合馬となる。

26.9.22 うまラボ編集部

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