世界の競馬ニュース・夕刊|9月1日

■ レーシングポスト(英国)

1.障害界のスター、コンスティテューションヒルが平地G3でG1馬と激突へ

障害競走のトップホースとして知られるコンスティテューションヒル(英)が、9月5日に英国・ケンプトンで行われるG3セプテンバーSに出走する予定となっている。これが平地転向後3戦目で、初めてグループ競走へ挑む。

対戦相手として予定されているのは、昨年ドイツでG1を制したトルネードアラート(英)、10歳のドバイフューチャー(英)など。サイード・ビン・スルール調教師は両馬を出走させる方針を示した。

コンスティテューションヒルは2023年のチャンピオンハードルを制した障害G1馬だが、現在は平地競走に参戦して2戦2勝。今回は障害界の実績馬が、平地の現役G1級と同じ2400メートルのグループ競走で能力を測るレースとなる。

■ ザ・ストレート(豪州)

2.カーインライジング対オータムグロー、「2頭だけのレース」構想が浮上

香港のカーインライジング(香)と、豪州年度代表馬オータムグロー(豪)によるマッチレース構想が浮上している。

カーインライジングを管理するデヴィッド・ヘイズ調教師が、1400~1500メートルでオータムグローと対戦する案に言及。これに対し、オータムグローの共同所有者ジョン・メッサラ氏も、両馬が対戦できる適切なレースが用意されるのであれば前向きに検討する姿勢を示した。

ただし、開催時期、開催場所、賞金などは何も決まっておらず、現時点では構想段階。カーインライジングは香港のG1日程を優先する必要があり、オータムグロー陣営も今春の予定をすでに組んでいる。

豪州では過去にも2頭だけによるマッチレースが行われており、1992年にはベタールースンアップとレッツイロープがコーフィールドで対戦。約2万人が来場し、レッツイロープが勝利している。

■ サラブレッド・デイリー・ニュース(英国)

3.タタソールズの清掃歴31年、売れなかった自家生産馬でニューマーケット勝利

デヴィッド・ギャラッド氏が初めて生産したタイアナヴィーリボン(英)が、英国・ニューマーケットで初勝利を挙げた。

ギャラッド氏の本業は清掃会社経営で、世界最大級の競走馬セールを行うタタソールズの施設清掃を31年間担当してきた。そこで競走馬や生産について学び、自身が所有した牝馬タイアイエローリボンから初めて生産したのがタイアナヴィーリボンだった。

ところが同馬は昨年のタタソールズ・オクトーバーセールで買い手がつかず売却できなかった。仲間と共同馬主グループを作って自分たちで走らせることになり、デビュー戦では100倍の最低人気ながら3着。2戦目にはG3スイートソレラSへ挑戦して6着に入った。

3戦目のニューマーケットでは1マイル戦を1馬身半差で勝利。現在のレーティングは82で、今後は再びステークス競走への出走が検討されている。

■ エミレーツ通信(UAE)

4.ベルギーのアラブ競馬で史上最高賞金25万ユーロ

ベルギー・ワレヘム競馬場で9月1日、純血アラブ馬によるUAEプレジデントカップの第11戦が開催される。

芝2200メートルのG2で、4歳以上の純血アラブ馬11頭が出走。総賞金25万ユーロは、ベルギーで開催されるアラブ馬競走として史上最高額となる。

出走馬には2024年のアブダビでUAEプレジデントカップを制し、今年英国・グッドウッドのG1カタールインターナショナルSも勝ったRBキングメーカー、今年のオランダ戦勝ち馬ジョースター、2023、24年のスウェーデン戦を連覇したフレディパイなど、同シリーズ各国開催の勝ち馬が揃っている。

UAEプレジデントカップは今年で33回目を迎え、欧州を含む各国を巡回する国際シリーズとして開催されている。

■ テアカウレーシング(ニュージーランド)

5.テアカウ、2歳チャンピオンを9年連続受賞

ニュージーランドのテアカウレーシングが、2026年マタマタレーシングアワードで5部門を獲得した。

無敗の4戦4勝でG1システマSを制したララアンティポワ(新)が2歳チャンピオンに選出。これによりテアカウは同部門を9年連続で獲得した。

3歳チャンピオンにはベルシュヴァル(新)が選ばれた。同馬は昨シーズン、ニュージーランド調教馬として唯一オーストラリアのG1を制し、ローズヒルのG1ヴィナリースタッドSを勝っている。

さらにマーク・ウォーカー、サム・バーガーソン調教師のコンビは135勝、ステークス19勝、G1・3勝を記録し、全国調教師リーディングを7年連続で獲得。テアカウとしては通算17回目の調教師タイトルとなった。

■ スポーティングポスト(南アフリカ)

6.日本の朝日杯FS馬ダノンプラチナ産駒、南アフリカで新たな3歳馬が勝ち上がり

南アフリカ・スコッツヴィルで、3歳馬レインマン(南ア)がデビュー2戦目を勝利した。

父は2014年の朝日杯フューチュリティSを制したディープインパクト産駒ダノンプラチナ。現在は南アフリカで種牡馬として供用されており、レインマンはその第4世代にあたる。

レインマンの母レインギャルはガリレオ産駒で、2013年に南アフリカのG3を含む6勝。ダノンプラチナとガリレオ牝馬という組み合わせは、父ディープインパクトでガリレオ牝馬から生まれたオーギュストロダン、サクソンウォリアー、スノーフォールと同じ血統構成になる。

ダノンプラチナは南アフリカですでにG2イピトンベチャレンジ勝ち馬ホワイトパール、G3ケープクラシック勝ち馬グレートプレーンズ、G3ランガーマン勝ち馬アブソリュートリーイエスなどを出している。

26.9.1
うまラボ編集部

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